新着!
①2025年3月30日ABC企画委員会主催
田中寛(本研究会会長)講演会『日本人にとって戦前戦中の「南方」とはどのような世界だったのか』詳細は下線クリック
②『新世紀人文学論究』第9号2025年 発刊 ご希望者は事務局酒井迄(j.sakai@ip.kyusan-u.ac.jp)詳細は下線クリック
*HP上部「論文投稿」のバックナンバーもご参照ください。
③日文研主催「国際日本研究」コンソーシアムワークショップ
2025年2月28日『インドネシアにおける日本研究の現状と展開について』
基調講演:田中寛(本研究会会長)、ディスカッサンド:酒井順一郎(本研究会会員) 詳細は下線クリック
④日本語教育史研究会記念シンポジウム
2025年3月22日『日本語教育史研究の問題提起と将来展望─設立30年の先へ─』 詳細は下線クリック
第2回シンポジウム
『戦時期におけるアジア・欧州が見た日本語‐交流と対立‐』
開催趣旨
昨年12月、本研究会は最初のシンポジウムである『日中戦争勃発80周年記念 日本語教育史から見た日中戦争』を開催した。国内外の研究者8名をお迎えし、とても活発な議論をすることができたことをこの場をお借りし御礼申し上げる。
さて、今年も第2回のシンポジウムを開催する。近代以降、東アジアを始めとする世界の人々にとって日本語は様々な顔を持っていた、つまり、近代文明摂取のための最先端言語、経済言語、侵略言語、人的交流のための言語、打倒日本のための言語などといえよう。一方、日本は大正期以降、日本語を世界に拡大しようという動きが活発になり、先の大戦では「大東亜共栄圏」の共通語の野望を持つことになった。当然、日本語を受け入れる側と拡大しようとする側の意識の差は大きい。そして、欧州の視点、今回は特に枢軸国側であるドイツの視点も探ってみたい。
以上から、「交流と対立」を念頭に置き、多分野の研究者を結集し、戦時期におけるアジアと欧州が見た日本語とは一体何であったのかを多角的に再検証する。
日時:2018年 12月23日(日)13時~17時5分
会場:大東文化会館 404号教室 (東上線東武練馬駅北口から5分)
参加費・資料代:1,500円(『新世紀人文学論究』進呈)、尚、学生は1,000円(学生証持参)
*お問い合わせ:酒井順一郎(九州産業大学)
E-mail:j.sakai@ip.kyusan-u.ac.jp
13時:開会の挨拶
田中寛(大東文化大学・戦時日本語教育史研究会会長)
13時10分~13時55分
「枢軸国における日本語教育‐第二次世界大戦下のドイツを中心に‐」
小川誉子美(横浜国立大学)
14時~14時45分
「戦時期の国語・日本語論の内包するもの」
田中寛(大東文化大学・戦時日本語教育史研究会会長)
休憩
14時55分~15時40分
「朝鮮総督府編纂教科書の通時的研究‐違いを視覚化する試み‐」
上田宗仁(愛知教育大学)
15時45分~16時30分
「『蒙疆政権』における日本語人材育成と近代化」
酒井順一郎(九州産業大学)
16時35分~17時5分
全体討論